”自然治癒力”とは、”自分で治る力”


子供の頃に転んだ時、すりむいた傷がいつの間にか治った経験は誰にでもあると思います。

これが自然治癒力です。

『血を止めて。』『かさぶたを作って。』『新しい皮膚を作って。』と誰に頼まなくても、血は自然に止まり、傷は塞がり、身体は元通りに治してくれました。

 

私達が意識するしないに関わらず、身体は治し方を知っています。

 

この素晴らしい仕組みが、わたし達一人ひとりの身体に備わっています。

 


病気を治すのは自分です


 

病気を治すのは医者でもない、薬でもない、高いサプリメントでもありません。まぎれもなくあなた自身、自身の身体、自身の細胞です。

あなたはあなたの身体の監督です。

敏腕監督の指導で弱小チームが日本一に輝く、なんて話があります。メンバー一人ひとりが今ひとつでも、それぞれの良いところを伸ばせば上手くいく、という良い例です。

 

これと同じで、司令塔である貴方がベストを尽くして一つひとつの細胞をうまく導いてあげれば細胞はひとつひとつが自分のベストを尽くして応えてくれます。

そのためには、貴方があなた自身の人生の主治医になって、時には厳しく自分を戒めながら、大きな愛を持って、『いつも有難う』と優しく声をかけながら、自分を大切にする必要があります。

 


”病気からの警告” 病気は私達を守っている


肉体の不具合は、『今のままの環境、生活習慣、思考パターンではこんな病気になるんだよ』という、私達への警告です。

厳しいけれど、なんと頼もしい人生の友であり先生でしょうか。

辛い症状に悩む方はちっともそんな風には思えないかもしれません。

 

でもこれは本当です。

 

私たちは内なる声に耳を傾ける必要があります。

 


病気に向き合うことは自分の歪みに気付く大事な作業です


さらに言えば、病気というこの世での肉体のひとつの体験を通して、

自分自身の心と身体をもう一度振り返り、”よく知り”、”よく学ぶ”ことで、これから先の人生の舵取りを他人に委ねることなく、自らが進んで行く、素晴らしいチャンスを得るのです。

 

このサイトでは、身体や病気について、先人の知恵から最新の科学的根拠を踏まえた健康法まで様々な情報をお伝えします。

 


癒しの科学


古代より人間は肉体という器の中に精神というエネルギーを備えたものとして認識されていました。

人間は『生きる』というエネルギーを持った、『物』であるということです。

紀元前500年頃、全てのものはそれ以上分割できない『原子(アトム)』から出来ているという理論が提唱されました。そして、多くの科学者達の飽くなき探究心のもと、それからなんと2000年以上経った19世期になって、ようやく世の中の物質は全て『原子核と電子』で出来ていることが突き止められました。

 

その後、たった200年で、さらにその原子は『陽子』や『中性子』、そして今ではさらに小さな『素粒子』と言うものでこの宇宙の全てのものが構成されているということがわかるようになりました。

 

先人達の好奇心とたゆまぬ努力は科学を進歩させ、私たちに素晴らしい恩恵をもたらしてくれました。そして今では、この分野は『量子力学』と呼ばれ、素粒子よりも小さな世界の法則についての ”目には見えない世界”を、私たち一般の人がこうして知ることができるようになりました。

 


量子力学とわたし達の関係


量子力学の世界では、私たちの身の回りにあるもの、机や鉛筆、空気、水、植物、動物、もちろん人間、惑星、銀河、ありとあらゆるものがこの『素粒子』で出来ていると考えます。素粒子には、重力子、クウォークなど少なくとも17種類があります。

 

ここで詳しく説明したいのが、この中の、”光”を構成する成分、

 

『光子=フォトン』

 

と言われる素粒子です。

 

このフォトンは”粒”と”波”の両方の性質を持っています。

 

 

波の性質を表す『波長』は私たちが目に見ることができるもので約400ー700nmです。紫外線や赤外線、X線がそれぞれ特定の周波数を持っていることはご存知かもしれませんが、どれもふだん目には見えないものです。このフォトンも普通は目には見えませんが確かに存在していて、それぞれの周波数を持っています。

また、このフォトンの”粒”は、数が少ないと暗く、数が大きいと明るくなる、ということがわかっています。つまり、光は細かく分解していくと最終的に小さな粒であることがわかります。

 


意識はフォトンで出来ている


そして、ここで忘れてはならないのは

 

私達の『考え』や『意識』といった目に見えない”心” も

 

この ”フォトン” から出来ている

 

という事実です。

 

現代の量子力学では、ありとあらゆる物質がこの素粒子で出来ていると考えられています。

 

つまり人間の肉体そのものも、生きるエネルギーも、そして、病気という存在も、感情も全ては素粒子から出来ていて

 

つまり、

 

私たちは様々なエネルギーを持った波と粒の集合体と言えるわけです。

 


ゆがみが病気を引き起こす


小さな粒や波の塊である私達は、様々な形の波に揉まれて成長していく過程で、歪み(ゆがみ)や捻れ(ねじれ)を生じて病気を引き起こします。

 

しかし、これは逆にいうと、”歪み(ゆがみ)”を取ってやれば、再び美しい波に戻ることが出来る可能性があるということです。

 

”自然””地球上にあふれる愛”そして ”自分を愛すること”は実は調和の取れた究極の美しい波の例です。

 


美しい波になる


 

私たちがこれらの美しい波に素直に共鳴、同調することが出来れば、私たちも同様に本来の自然な波の存在に戻ることが出来るのです。

 

そして、過去の『臨死体験者』や『奇跡の生還』を果たした人々の多くは、この波の力のことを語り、これらが多くの人々の励みとなっています。

 

そして有難いのは、この波を整える先人達の知恵が今もなお、数々のセラピーとして地球上に受け継がれているということです。

 

地球上に誰一人、全く同じ人間は存在しません。一人ひとりの個性、波が違うということは一人ひとりに合うセラピー、治療法も違って当然といえるでしょう。

そして、セラピーの種類は違えど、”病気や心を癒し、人を助ける”ことを目的とした先人達のエネルギーの波の質は同じく美しいものであったはずなのです。

 

 

この波にうまく乗り、自分を愛し、セラピストからこれらの愛を受け取り、世の中に溢れる愛に気付き、波が整えば、病気から学ぶ必要がなくなります。病気が消えてなくなるのも夢ではありません。

 

たとえ、病気がなくならなくても、”いわゆる病気”を自分の美しい波の一部ととらえることができれば、心穏やかに人生をまっとう出来るに違いありません。


病気も治し方も十人十色


一人ひとりの波が違えば、波の整え方も違って当然です。

 

あるひとはクスリで良くなった、ある人は何もしなくても食事を気をつければ良くなった、運動をはじめて良くなった、環境を変えたら良くなった、趣味に没頭して病気がなくなった、、、、どれも病気の治し方は様々です。

 

”自分に合うかも”

 

と直感でピンとくるものを選んで読み進めて下さい。違うな、と思ったら別の項を。

 

そして、『使える』ものはどんどん日常生活に取り入れて習慣化していってください。

そして、これで気分が良くなったなと思ったものがあれば、家族や友人、身の回りの方にもどんどん伝えてください。

絵を見ながらお子さんにも説明してみてください。

 

皆様が、自分の身体と心をもっとよく知るきっかけを掴み、より良い人生への第一歩を進んでいただけたら幸いです。

 

あなたが、『永遠の心の平安を取り戻すことが出来る』ことを心から祈っています。