副腎疲労について
4.
副腎疲労という疾患カテゴリー
5.
副腎疲労の治し方
４．副腎疲労という疾患カテゴリー
人は、この世に生を受けた瞬間から
様々な喜びと同時に
多くの刺激を受け
多くを学び
周りに助けられ
ストレスとうまく付き合いながら
困難を克服することでさらに強さを身に付け
人生を進んでいきます。
この、自分の肉体で生きる、という行為そのものが外界からの様々なストレスを受けるということなのですが、私たちの身体は『副腎』という臓器から何種類もの重要なホルモンを分泌して、ストレスをひとつひとつ乗り切って、今ここにいます。
副腎は生命活動に不可欠な働きをする内分泌器官です。特に『コルチゾール』と『アドレナリン』はストレスに対抗して、血圧や血糖値を高めて、生命の危機から私たちを守っています。
ただ、必死で生きている結果、知らない間に様々なストレスを内に抱え込んで、癒される時を待たずに積み重なった負のエネルギーが病気を引き起こしてしまうことがあります。
現代の過剰なストレス社会でオーバーヒートを繰り返してしまった結果、副腎はいつの間にかあなたが望むような十分な働きができなくなることがあります。
これを副腎疲労の状態といいます。
元気が出ない
疲れがとれない
気分が落ち込んで立ち直れない
などの精神症状から、
様々な慢性疾患やアレルギー
原因不明の諸症状
として現れる場合もあります。
多くの副腎疲労の方々は、大抵が一般病院に行っても血液や一般的な検査では異常が見つからないため、
”検査上異常なし”
と片付けられてしまいます。
病名がつかない不調は結局そのまま見過ごされてしまいます。
また、場合によっては採血で軽い貧血や原因不明の肝障害として指摘されることもあります。
実際、原因不明の諸症状で悩んで、体調不良を理由に仕事を辞めざるを得なくなったり、お金の不安を抱えている方もたくさんおられます。高い検査代、クリニック推奨のサプリメント代まで余裕がない、、、、そもそも、症状のため病院へ行くことすらできない、そんな方もおられます。
だから、今回この項目を作りました。
まだ力が残っていて、自己投資の一環と割り切り、お金のブロックが取れて通院費やサプリメント代も工面できた、そんな方々が、一歩早く回復する現実もありますが、お金がなければ病気が治らないということがあるでしょうか。
病気を治すのは、医者でもお金でもない、まぎれもないあなた自身、自分の身体です。
ひとつひとつの細胞は上手く導いてあげれば自分のベストの状態を知っています。
なぜならば、こうなる前の貴方はもっとエネルギーに満ちて普段通りの生活を送っていたからです。
実は、この病気については賛否両論があります。アメリカの最も権威のある大学は、現在のところ、副腎疲労という疾患に否定的です。ただ、これを信じて医療を提供しておられる多くの医師が存在するのも事実です。また、自分の症状に病名がついたことで安心した患者さん自身の自己治癒力が上がるのも事実です。
日々の生活を見直したり、改善できることを日々の生活に取り入れた方々が再び社会復帰を果たしたという多くの事実もあなたにきっと希望を与えるでしょう。
『必ず良くなる』と信じて、できることから一つずつ実践できれば、たとえ数ヶ月、数年の時間はかかっても身体の不具合は必ず消失する、と多くの方が信じて、実際に回復されています。
もともとあなた自身に自己治癒力が備わっているからです。
貴方の身体は本来健康で、非常に緻密に完全に作られています。
いずれにせよ、このサイトにたどり着いた悩める方々が、このサイトを見るより前、３０分前の自分とは何かが違うと感じていただければこの上ない喜びです。
サイトを見つけて『昨日よりも今日は良い一日だった』と、今の瞬間、そう思っていただけたら、すでに身体のミトコンドリアはエネルギーを取り戻し始めています。どうか一緒に、病気を手放す準備を始めましょう。
病気は私たちに多くのことを教えてくれます。肉体の不具合は、『今のままの生活習慣、思考パターン、外部環境ではこんな病気になるんだよ』という、私たちへの警告です。大人になってそこまで親身に教えてくれる人はなかなかいません。本当に有り難い友人です。
さらに言えば、病気というこの世での肉体のひとつの体験は、自分自身をもう一度よく振り返り、よく知り、学ぶ、素晴らしい経験です。
対策を心を込めて記します。できることから始めてみてください。
５、副腎疲労の治し方
この病気には ”魔法の薬” は存在しませんが、強調したいのは、
生活習慣の見直しと、いくつかの栄養サプリメントと『心の持ち方』で、自分自身の健康を取り戻すことが出来ることです。
こうなるにいたった理由が何なのか
自分にとってのストレスが何なのか
何がエネルギーを奪っているのか
どうすればストレスを回避できるのか
生きるということはどういうことか
食生活だけでなく、もう一度人生を含めて、生活を見直す絶好のチャンスです。
治療方法としては、
体へのストレスが何であるのかを見極め、習慣化された生活をもう一度見直す。
必要なものをサプリメントで補う。
専門の病院へ行く。
もしくは自分でサプリメントを購入して健康管理をする
いずれにしても、あなた自身が本気で治りたいと思えば必ず良い方向へ向かいます。
方法１．専門の病院へ行く
『栄養外来』『副腎疲労』などの看板を掲げている病院で、ピンと来た病院を見つけてください。医師との相性もあるかと思いますのでHPなどでよくチェックされると良いでしょう。
自費診療がほとんどですので、検査代、サプリ代など費用がかかります（各病院のHPを参考にされると良いでしょう）。けれども、病院によっては栄養指導や他の代替療法を提供しているクリニックも多く、一人では不安という方は安心できるでしょう。医師をはじめ看護師さんやたくさんの方に優しく接して頂くことで精神的に救われる部分は大きいと思います。
医療スタッフから貰うエネルギーはプラスに働けば治療効果を促進します。かかる人では数ヶ月や年単位で経過を見ていくことになりますが、症状に悩まされる家にこもる辛い日々を考えれば人生のうちのほんの一部に過ぎません。
勇気を持って病院の扉を叩いてみてください。
方法２．自力で治す
このサイトを読み進めてくださっている方々は、自力でなんとか・・・と思われている方も多いかもしれません。専門の病院へ行っても費用が高くて治療が続かなかった、などの経済的な問題を抱えておられる方もおられるでしょう。
そもそも、この病気は『これくらいのことは我慢しよう』『自分が我慢すればなんとかなる』と自分にストレスをかけ続ける頑張る人に多いのです。人に頼ることのできない、頼られることはあっても頼った経験の少ない方です。
仕事のやり過ぎ、頼まれたら断れない、人の顔色を伺う、言いたいことも言えない、いつも『頑張る良い人』だからこそ、全てのストレスを自分ひとりで抱えてしまい、副腎は疲弊してしまいました。
本当にお疲れ様でした。
もう一人で頑張る必要はありません。
あなた自身が治りたいと思えば、必ず良い方向へ向かっていきます。
自分が「興味が湧いた」「これは何が書いてあるんだろう」と思うページから、疲れない程度に自分のペースでどうぞ読み進めて下さい。
