潜在意識と病気のパターン
一般的な現代の病気と治療の基礎となる自然科学は、身体といった物質を対象に、病気の原因を過去に求めるものです。
病気の原因を、「遺伝子が」「今までの生活習慣が」などという風に過去も結果としての現実を見つめます。
対して、この項では企図、目的があって病気が存在すると考えます。
両者は病気の原因を異なるレベルで見ているだけで、どちらも真実です。
過去に原因を探す従来の方法と違って、未来に目的原因を求める考え方では精神、心にフォーカスをおくため奇妙に思われるかもしれませんが、これは因果関係の捉え方の違いに過ぎません。
ここでは自分のネガティブな潜在意識が具現化した結果、病気や様々な症状が生まれると考えます。
病気は人間にとって影の部分です。
その自分に欠けているものに気付き、手に入れることが出来れば、悩ましい症状はなくなると考えます。
実は病気になる人には思考のパターンがあります。また、病気となって表出する部位(臓器)にも意味があります。
現代の西洋医学ではこのあたりはあまり深く取り扱いませんが
世界中の治療家やヒーラーと呼ばれる方々が重点を置いている部分でもあります。
場所別、臓器別に解釈を以下に記載します。自分の病気に当てはまる思考のパターンとその解釈を読んで、思い当たる体験やイメージを十分思い出して頭や心に強く感じてください。
十分に確認できたら、このページ最後に記載した《感情を解放する方法》に従って「(カッコ)」の部分を声に出して読んで下さい。
その言葉をしっかり自分の耳で聴きます。
「(カッコ内の言葉)」は、一日に何度繰り返しても良いですし、手帳や携帯にメモして、気が向いたら口に出すか唱えるようにしましょう。
頭(あたま)
〜人間そのものを象徴しています〜
病気がある場合、「自分自身の何かがおかしい」と、自分に矛盾を感じています。
頭痛 自己否定、自分を卑下する、恐れ
偏頭痛 自然な流れを拒否する、完璧主義、他人からのコントロールを嫌う
ハゲ 自然な流れを拒否する、自己中心的、恐れ
白髪 プレッシャー、ストレスを感じている
「私は守られています。
穏やかに、人生に身を委ね、
心のおもむくまま成り行きに任せれば全て上手くいきます。
ありがとうございます。」
耳(みみ)
〜聴くことの象徴です〜
病気がある場合は、聞きたくないことが周りで起こっているためです。
難聴 耳を貸したくないことがある、邪魔をしないで欲しい
耳鳴り 聞きたくない、自分の心の声を聴く必要がある
中耳炎 聴きたくないことが起こっている、ストレスを感じている、自分を表現できない
「私は良い知らせを聴きます。
心の声に耳を傾けます。
私は守られています。
ありがとうございます。」
目(め)
〜見ることの象徴です〜
病気がある場合は、自分や周り、過去、現在、未来から目を背けたいためです。
近視 将来に対する不安
遠視 現在に対する不安
乱視 自分を見ることへの恐れ
結膜炎 目の前のことへの怒り
白内障 目的のない将来、未来へ希望がない
「私はこれから美しいものを見ます。
私の身の回りは美しいもので溢れています。
ありがとうございます。」
鼻(はな)
〜臭うこと、呼吸することの象徴です〜
病気がある場合は、周りからの抑圧を感じている場合です。
後鼻漏 悲しみがあり、心で泣いている
鼻血 周りに認められたい
「私はしっかり息をして、
周りと調和します。
ありがとうございます。」
口(くち)
〜話すことの象徴です〜
病気がある場合は、表現する自由が奪われている場合です。
口腔内アフタ、潰瘍 不満を持っている
口臭 怒りを持っている
親知らずの痛み 表現したいことができない
「私は綺麗な言葉だけを伝えます。
口に入れるものは美しいものです。
ありがとうございます。」
首(くび)
〜肉体と精神の繋がりの象徴です〜
柔軟な考え方を失ったとき異常を認めます。
首の痛み 行動と考えが一致していない
「私の考え方はシンプルです。
何も考えずに心の向くままに
動くことができます。
ありがとうございます。」
腕(うで)手(て)指(ゆび)
〜人生を受け入れる、
何かを掴むことの象徴です〜
痛み 愛に飢えている、守られたい
爪を噛む 欲求不満、寂しさ
「私はいつも守られています。
安心して、必要なものを手に入れます。
いつでも幸せをつかみます。
ありがとうございます。」
骨(ほね)
〜自分の軸の象徴です〜
骨折 支えがないことへの不安
椎間板ヘルニア 優柔不断、支えがないことへの不安
「私は守られています。
成り行きに任せても安全です。
まっすぐ伸びていきます。
ありがとうございます。」
足(あし)
〜過去、現在、未来を歩く象徴です〜
痛み 過去への後悔、現在への不満、未来への不安、行き場がない、未来へ進みたくないと感じています。
腫れ 溜めたものを手放すことが出来ない。
「私は守られて、
安全に進むことができます。
ゆっくり歩いていきます。
ありがとうございます。」
皮膚(ひふ)
〜自分と外との境界線の象徴です〜
外からのプレッシャーを感じているとき、自分が脅かされていると感じている表れです。
にきび 自己を表現したい、自分を受け止めきれない
湿疹 感情の表現がうまく出来ない、ため込んだ感情
やけど 怒り、焦り
蕁麻疹 些細いなことを恐れる、敏感になる
たこ 恐怖心の固まり、同じ姿勢への執着
痒み 不満、逃げたい衝動、不満、優しくされたい、寂しい
「ありのままの自分を受け入れ、
ありのままの自分を表現します。
いつも私は守られています。
ありがとうございます。」
臓器別
食道(しょくどう)
胃(い)
〜自分以外のものを内に取り込む、受け入れることの象徴です〜
吐き気 恐れ
食道炎 感情を内に溜め込む、自分への攻撃
胃炎 感情を内に溜め込む、自分への攻撃
胃弱 戦いを避ける、保守的、守られたい
癌 深い悲しみ、嫌悪感、傷つけられ、我慢した記憶
肝臓(かんぞう)
〜怒りを象徴する臓器です〜
有害なものを解毒する、エネルギーや栄養を溜め込むことに固執しています。
肝障害・肝炎 高過ぎる理想、怒りを溜め込む、他人が信用出来ない
癌 傷つけられて我慢した過去
胆嚢(たんのう)
〜怒りを象徴する臓器です〜
不必要なエネルギーを貯めこむ、流れが滞ることで病気を引き起こします。
胆石 外へ表現出来ない感情、溜まった怒り
ポリープ くすぶった怒り
膵臓(すいぞう)
〜異物を消化するという外部への攻撃性と、
糖(甘さ)をコントロールする臓器であり、
“愛”を象徴する臓器です〜
病気があるのは甘さを欲する、寂しさがあるためです。
膵炎 寂しさ・愛情を受け取りたい
糖尿病 甘さを感じ、受け取ることを求める・たくさん欲しい・受けとったものを味わい切れずに流してしまう。
癌 寂しさ、甘えが許されなかった幼少期、我慢した過去
腸(ちょう)
〜流れること、取り入れたものを分解、吸収することの象徴です〜
下痢 流してしまいたい、強い不安、分析や批判に固執している、融通が効かない
便秘 掴んだものが離せない、緩めることができない、自分の無意識の部分が表にさらされるのが怖い
腸炎、血便、粘血便 不安、自己の不安定さ、血と粘液が象徴する“おのれの命”に対する不安
〜上記すべてに共通する必要な新しい思考のパターン〜
「私は守られています。
今のままで十分です。
これらの痛みから全てを学び
すべての恐れや不安を手放し、
愛を受け取る準備が出来ています。
この痛みに感謝します。
ありがとうございます。」
《感情を解放する方法 まとめ》
①自分の症状に当てはまる原因を見つけます。
② 胸に大きな両開きの扉をイメージします。
③「〜〜(原因)〜〜〜この気持ちを手放します」と言って、両手で扉を開きます。胸から黒い煙が扉の向こうに出て行くのをイメージします。煙が無くなるまで見届けてください。
④ 扉の向こうから黄金の光が胸の中に入って、貴方を包み込んでいるのをイメージします。貴方は光に守られています。
⑤ 新しい思考パターン (ピンク色) を繰り返し唱えます。
初めは書いてあるものを見ながらでも、覚えてしまうくらいに繰り返し唱えて下さい。
気が向いた時に、必要があれば、1日に何度でもやってみましょう。
病気とは不健康から健康に向かう人生のターニングポイントです。
このチャンスを活かすために、
病気と闘うことをやめ、
そのメッセージを聞き、
欠けている部分に意識を向けて、
自分でこれを補うと決意する
ことで病気が必要なくなることを祈っています。