途切れなかった命

6500万年前、哺乳動物から進化した霊長類は、それから人類、猿人、原人、旧人と進化して、2万年前には今の私たちと姿かたちの同じ新人類となりました。

 

私たちの命は両親からいただいた大切なものですが、さかのぼれば、その両方の祖父母、そしてそのまた両方の曽祖父母、、、、といったように驚くほどの多くの命で繋がれたものだということが想像できます。

 

誰か一人が欠けていたら今のあなたがここにいなかったというわけです。

 

すごい事だと思いませんか?

 

今のあなたは、決して自然発生的にどこから降って湧いたわけではありません。

 

一人ひとりが素晴らしい命のリレーで繋がり、今ここにいます。

今よりももっと過酷な環境を生き抜いてきた遺伝子、命の強さをもっと感じていただきたいと思います。

 

親が〇〇病だから、、、、という思い込みは手放しましょう。

 

一世代前、二世代前の人が同じ病気だったとして、その前の世代はどうだったでしょう。

世代を超えて引き継がれた思い込みや生活・食事習慣同様の病気の原因になりますが、今のあなたに命が繋がらなかった事実はありません。

 

元々の遺伝子はこの地球をずっと生き抜いてきた遺伝子です。引き継がれた遺伝子、自己治癒力の可能性を信じましょう。

 

現代の生活は不自然な外部からの影響が多く、昔よりももっと食事や電磁波などの外部環境は深刻かもしれませんが、その分、私たちは情報をたくさん得ることが出来ます。

誤った情報に翻弄されず、正しい情報を直感的に選択していきたいものです。

 

もともと全ての人に備わった自己治癒力をどうか信じて出来ることから習慣づけて、次の世代につないで下さい。

 

そして、自分、他人の区別なく、どうか一人ひとりの身体と心、その存在に敬意を払い日々の生活を送っていきたいと思います。