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身体の声を聞く

 

2500年前、医学の父ヒポクラテスは『すべての病気は腸からはじまる』と言いました。

今のように、私たちの身体に何百兆の微生物が住んでいると誰も知らなかった時代です。

 

けれども当時の人々は自分の身体に何が良い効果をもたらして、何が害をおよぼすかを感覚的に知っていました。わからないことが多い分、自分たちの身体の感覚を研ぎ澄ますより方法がなかったからです。

 

今では、お腹の調子を整えることは体調をよくするばかりか、心の状態まで健やかに保ってくれることが科学的にも証明できる時代になりました。

たくさんのサプリメントや健康食品が出回り、人々はより良い商品を探すのに余念がありません。

 

私たちがすでに『共生』しているひとつ一つの微生物には役割があります。悪玉菌といわれる菌でも私たちに異常を知らせるサインを送る大事な使命を持っています。

 

『これは良い』『これは悪い』といった頭での判断ではなく、身体が『心地よい』と感じる感覚を大切にしながら、その感覚をどうすれば多く感じることができるか身体に聞きながら、日々の生活を楽しんでいきたいものです。